3行要約
①私たちは「心を高める為」に働く
②目の前の仕事に打ち込むことで仕事を好きになる
③完璧主義かつ人が通らない道を歩く
こんにちは、ちむ兄です!
今回は京セラやKDDIを設立した有名な稲盛和夫氏の名著「働き方」をご紹介します。
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何のために生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのは嫌だ
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有名なアンパンマンのマーチの1番の歌詞ですが、考えさせられる歌詞ですよね(´-`)
「何の為に生まれたのか」という問いは、現代の社会人から見ると「何の為に仕事をするのか」に置き換わると思います。
朝の電車に乗っているサラリーマンやOLの顔に笑顔はなく、SNSを見れば『仕事に行きたくない』というツイートが溢れる現代において、「何の為に仕事をするか」という問いに確りした答えを持っている人はあまりいないんじゃないですかね(;o;)
そういえば先日、Twitterのフォロワーさん(10〜20代中心)に同様の問いをしたところ、約4分の3がやりがいではなくお金を稼ぐ為に働いているという回答でした。
(母数が100人もいなかったのであくまで参考値ですが。)
バブル崩壊後に生まれた現在の若者にとっての未来は暗く、「趣味を楽しんだり、生活水準を向上させる為に働く。仕事はお金を稼ぐ手段。」という考えを持つことは仕方のないことだと思います(´-`)
本書では、目の前の仕事に全力に取り組むことで成果が出て、仕事を好きになり、人として成長できるという稲盛氏の考え方が記載されてますが、
やり切ることよりも調和性を重要視されたゆとり教育時代を過ごし、過労死事件により労働者保護が進み、かつ転職しやすい市況感である現状を鑑みると、
今の若者には"高い壁に立ち向かって乗り越える"という経験が足りてないのかもしれませんね。
そもそも人生の目標がないことが原因なのかもしれないですね。
僕個人としては「生き生きと働くため」には
①本気でやりたいこと(目標)があること
②周囲の方のとの良好な人間関係
がキーファクターなんじゃないかと考えてます( ´∀`)
「人生の目標を見つける手がかりが欲しい」「稲盛氏が何の為に働いているか知りたい」という方は是非読んでみてください♪
ちむ兄の読書日記
読んだ本のまとめと感想を主に投稿しています。仕事柄、人事・採用・働き方に関する記事が多めです。
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